今回はこの悩みに答えていきます。
- 配信で使う機材
- 配信で使うツール・ソフト
- 配信するためのやり方
これについて解説しているので、まだ何もやり方が分からない人や、ゲーム実況はやりたいけどパソコンの知識に疎い人、とりあえずパソコンは買ったけどこれからどうしたらいいのか分からないひとにピッタリな内容です。
Contents
ゲーム実況で必要な機材やスペック
Vtuberがやっているゲーム実況は、YouTubeがやるゲーム実況よりも少しスペックが高い方がいいです。
どれくらいのスペックが必要かを解説していきます。
- OSとCPU
- メモリとストレージ
- グラフィックボード
詳しく解説していきますね。
OSとCPU
まずはパソコン選びから見ていきましょう。
OSは、こだわりがなければWindowsがオススメです。
MacBookでも良いのですが、2DのVtuberを動かすソフトである「FaceRig」がWindowsにしか対応していないため、扱いづらくなってしまうというデメリットがあります。
ただ、MacBookでも使える方法はあります。
- BootCampというソフトを使ってMacBookにもWindows OSを入れる。
また、CPUというそのパソコンの頭の良さを表すものがありますが、こちらはできれば「iCore7」以上のものがいいでしょう。
しかし、一概に「iCore5」がダメだ、ということではなく、iCore5の場合であれば第8世代以上のもの(できればクアッドコア)であれば問題なく動作できますのでこちらを目安にしてもらえると良いかと思います。
どういうことなのかよく分からない方は、以下のURLを参考にしてもらえると機能差がわかりやすいでしょう。
メモリとストレージ
メモリとストレージもパソコンのスペックでは必要になってくる部分です。
メモリというのは、言わば机のようなもので、メモリが大きければ大きいほど机の上でより多くのものを広げることができます。
Vtuberの配信では生配信の場合でも、FaceRig やOBSなどいくつかのソフトを開かないといけないためメモリは大きく取っておいて損はないです。
これが小さいと、処理速度が遅くなってしまってかなりストレスですし、最悪パソコンが強制的にシャットダウンしてしまったりすることもありますので注意しましょう。
オススメは16GB ですが、経済的に余裕がある人はカスタムで32GBまで増やしてもいいと思います。
また、ストレージについても256GBは最低でもほしいスペックです。
ストレージは例えるなら机の引き出しです。
パソコンの中にたくさんのファイルを保存するために大きくするという意図もありますが、動画編集を行う場合、このストレージの量が大きい方が作業効率が上がるため、予算と相談ではありますが大きい方が作業時にその恩恵を受けやすいです。
その通りでもあるんですが、外付けを使っている場合と、パソコンのみのトータルのストレージ量が同じでも、パソコンのストレージが大きい方が書き出しも早いので動画編集をガッツリと行う場合は、最初からパソコンのストレージ量を上げておいた方が良いでしょう。
目安としては、動画編集をガッツリ行うのであれば512GBあれば、だいぶストレスなく作業できるかと思います。
保存するための場所として、HDやSSDを購入するといういうような考えの方がオススメです。
ちなみに、HDとSSDどちらが良いのかというと、SSDの方が圧倒的に早いためこちらを強くオススメします。
強いこだわりがなければSSDにしましょう。
GPU
GPUはディスプレイへの映像出力や、写真・動画のレタッチ編集、イラストの描画などの作業時の性能を表すモノです。
一般的な作業ではCPUが活躍するため、GPUはあまり優先度が高く見られない性能ですが、Vtuber関連や動画編集においてはかなり重要な部分になってきます。
この性能があまりに低いと、動画編集を行う際にきれいに映像が映し出されなかったり、せっかく作ったVtuberのデザインがきれいに反映されなかったりしますので、GPUは大切な機能と言えます。
約20,000円ほどで外付けのグラフィックボードで強化もできるので、既存のパソコンのGPUが物足りないなと感じる場合は追加すると良いですね。
参考までにオススメのGPU性能は、
- GeForce GTX 1650以上のスペックがあると良いです。
性能比較に関しては以下にURLを貼っておくので、こちらを参考にしてもらうと良いです。
「GPU性能比較」
意外に知らない必要なソフトウェア
ここまで必要な性能を紹介してきましたが、パソコンを揃えただけではゲーム配信はできません。
そもそもゲームを購入するサイトや、配信するために必要なソフト、あった方がいいソフトがあります。
ここではそれらのツールを紹介していきます。
- FaceRig
- OBS Studio
- Steam
これも詳しく解説していきます。
FaceRig
FaceRigは2DのVtuberを操作するソフトです。
有料ではありますが、逆にこのソフトを入れてしまえばLive2DのVtuberを動かすことができます。
このソフトで顔の動きをキャプチャーして、瞬きや口の動きなどをキャラクターに投影させます。
瞬きや口の動きなども細かく設定することができ、自分にあった動かし方も調整することができます。
パソコンのカメラを使うのもいいですが、反応を良くしたいと思う方は、WEBカメラも一緒に用意すると良いです。
値段的に2,000円ほどのカメラでもかなり十分なほどですので、余裕がある方は併せて検討すると良いでしょう。
OBS Studio
OBS Studioは、配信をする際に音声や画像のミキシングをするのに必要なツールになります。
これがないと、生配信時に画像を出したり、BGMを出したりなどができず、退屈な配信になってしまう可能性があります。
やはり視聴者により分かりやすく、そして楽しんでもらうために様々な工夫が必要になるのがYouTuber /Vtuberですので、このソフトは必ずダウンロードしておき、使いこなせるようになった方が絶対に良いです。
最初は難しく感じますが使うにつれ慣れていきますし、使い方などはYouTubeでも解説してありますので、そちらを参考にすると良いでしょう。
Steam
Steamは、ソフトではありませんが単語として知っておいて欲しいモノです。
SteamとはPCゲームを扱っているサイトで、ゲーム実況をしているVtuberは基本的にここでゲームを購入もしくは無料でダウンロードして配信しています。
もし、”Steam”という単語が出てきたら、ゲーム購入サイトだということを覚えておきましょう。
画面を全て合体
ゲーム実況では、ゲーム画面とFaceRigの画面を合体させる必要があります。
ただ、動画投稿のときと生配信するときでもそのやり方は若干変わります。
- 動画撮影のときのやり方
- 生配信のときのやり方
これも解説していきます。
動画撮影のときのやり方
予め撮影を終わらせて、素材をストックしておいてそれを編集しYouTubeに投稿する方法があります。
いわゆる、”動画勢”と呼ばれていますが、現在多くのVtuberがメインで活動している形はこの形です。
やり方は、FaceRigとOBSを起動し、音声と体の動き、ゲーム画面を録音・録画できるようにしておきます。
この時、自分のVtuberを画面に出しておくと実況感がかなり出ますよ!
この準備ができれば、あとはゲームをプレイするだけです!
ゲームをプレイしながら自分なりに実況し、録音・録画したものを編集すれば、あなたオリジナルの動画の完成です。
生配信のときのやり方
生配信のときもやり方は似ていますが、この場合は、録音・録画の必要はありません。
同じくFaceRigとOBSを起動し、画面上に自分のVtuberを映し出してゲームをプレイしていきます。
ここで一手間加えるのであれば、今なんのゲームをしているかなどのテロップを出すと、視聴者は生配信をより見やすくなります。
途中から見る視聴者もいますので、その視聴者が一目見て何をしているのか、どこまで進めるのかなどが分かるテロップもOBSがあれば簡単にできます。
あなたらしく楽しめる、そして視聴者も楽しめるゲーム実況をこの記事を参考にして目指してもらえると嬉しいです。