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動画を利用した採用が増えている?学生と企業、新しいマッチングのカタチ

企業のWebを活用した採用活動の一環で、最近では企業と学生がスマホアプリなどを使ってコミュニケーションを取ったり、動画を介して情報配信を行ったりなど、新しい動きが出てきています。

最近では『ビデオマッチング』という”企業と学生のマッチングアプリ”も登場するなど、じわじわと流行の兆しが見えますが、なぜこのようなサービスを企業側が使い始めているのでしょうか。

ビデオを通した「採用側と雇われる側のマッチング」とは何か

例えば『ビデオマッチング』を例に取ってその内容を見ていきましょう。

採用される学生の側は自分のPR動画を撮影します。一方企業はそのPR動画を見て、相性のよさそうな学生にアプローチします。

また企業の方でも働いている社員や職場の様子を撮影し、その雰囲気や会社の良さなどをアピールした動画をアップします。学生はその動画を視聴し、自分に合っていそうな企業をチェックすることもできます。

このようにして学生と企業、両方のマッチングが図られるのが「採用側と雇われる側のマッチング」です。『ビデオマッチング』の場合はお互いのマッチングが叶えば、メッセージのやり取りが行えるようになり、自社イベントやOG・OBの紹介、採用活動などを進められる仕組みになっています。

『ビデオマッチング』が誕生した背景

20年卒及び21年卒の四年制大学生を対象にした『就活におけるSNS利用の実態調査』(株式会社ビデオマッチング調べ)によると、就活サービスで足りないと感じる要素に、「上司、先輩など一緒に働くメンバーの情報」67%、「職場の雰囲気がわかる情報」41%と、この2つの項目が現状では不足しているポイントであると答えた学生が多くいます。

また入社の決め手は?という質問に対し、「一緒に働きたいと思える人に出会えたから」46%、「会社の雰囲気が自分に合っていると感じたから」24%とこの2つが上位となっています。

このことから、従来型の就活サイトでは得られない、会社や社員の「雰囲気」や「空気感」に根差した情報を欲していると言えます。

従来重視されていたような、会社のネームバリューだったり、年収だったり、福利厚生などの細かい情報などではなく、価値観があっているか、共感できるか、充実感がありそうかという情報を学生たちが重視するようになったことが、この調査からも伺えます。

『ビデオマッチング』はこのような学生側のニーズの変化を拾い上げ、企業の採用活動のアシストを可能にする点で、従来の採用サイトにはない特徴を持っていると言えそうです。

マッチングサービスの登場で採用活動はどう変わるか

『ビデオマッチング』の登場は、採用マーケティングの一環として、企業側が学生たちに提供しておきたい情報を提供することができます。そして何より、実際に会ってみなければわからない学生の雰囲気がPR動画によって把握できるため、面接で「切っていた」学生も、採用担当者が動画を見た段階で「切れ」ることができるようになります。こうして以前よりも採用がスムーズになり、採用コストを減らすことにもつながるかもしれません。

また学生の側でもその情報と機能を有効活用し「企業と働いている人の空気感がわかる」貴重な情報源として、効果的な活用が可能です。

このようなマッチングの仕組みを取り入れることで、エントリーシート待ちという、従来の採用活動におけるフローが変わり、より「効率化」する方向へ変わっていくのではないでしょうか。